こんにちは。れもんです。
今回は、アイ工務店で建てた26坪の我が家の実例をご紹介していきたいと思います。
インターネット上での情報収集の結果、できる限りの工夫を工務店さんにお願いました。たくささんの方に影響を受けましたが、ファンタジスタふじもとさん、げげさんのお二人のYoutube動画には激しく影響を受けました。お二人の動画にあるような家にはほど遠いのですが、エッセンスは取り入れて出来上がったお家です。
- アイ工務店で建てた家の実例写真が見たい人
- 扉が少ない家の実例を見てみたい人
【アイ工務店の実例】
家の概要
設計・施工:アイ工務店
敷地面関:112.57m2
一階床面積:40.83m2
二階床面積:45.02m2 +小屋裏収納
延べ床面積:85.85m2(約26坪)
【アイ工務店の実例】
わが家のこだわりポイント
- 広く “見える” LDK
- 窓から見える景色にこだわったLDKの窓
- カーテンの開けられる暮らし
- 子供が走り回れるスペース
- 景色を楽しめる壁付けキッチン
- ドアのない、つながりのある個室
- コンパクトでこもり感のある子供部屋
【アイ工務店の実例】
外観

外壁:ニチハ カルナウッド プレミアム16㎜ スモークシルバーMG30
窓:YKKap / APW330 /外側ブラウン
2階南面窓のみ、窓モール施工
バルコニーなし
玄関上の庇替わりなる部分と、南面の一部で2階部分が一部張り出した作りになっています。
軒もできるだけ出してもらったのですが、敷地の形状もあってほんの少しです。

アイ工務店の外壁。
我が家の場合は、ニチハのFugeプレミアム16mmと18㎜厚の中から「カルナウッド プレミアム」を選択。落ち着いた感じ、でも他とはひと味違う感じに仕上がって大満足です。
【アイ工務店の実例】
1階
玄関
ドア:YKKap ヴェナートD30 / E09型 / マキアートパイン
玄関たたき:LIXIL ベスパ VSP-SL1
床材:ダイケン トリニティ シカモア柄
玄関収納:EIDAI / シューズボックス レスフラットデザイン コノ字型 W1200 / 扉カラーネイキッドライト
玄関洗面:アイカ工業 スマートサニタリー / W750 / 扉カウンターカラーJY-10179K
壁紙:メインAIK926 アクセント:RE51714
一番のポイントは、玄関ホールとリビングの間に通常ある「リビングドア」をつけなかったこと。
玄関を入ると、1階のリビングが斜めに端っこまで見渡せます。


2階水回りにしたので、玄関洗面を設置。すぐそばにあるトイレの手洗いも兼ねています。その横には、可動棚式の階段下収納。扉なしにしたので、IKEAのカーテンで目隠ししています。




玄関の正面の壁には、室内窓をつけてもらいました。少しゴールドがかった壁紙とインターフォルムのペンダントライトがお気に入りです。インターフォルムのペンダントライトは、NORDLYS(ノーリス)というシリーズ。吹きガラスで作られたガラスの質感が素敵です。




広く “見える” LDK
床材:ダイケン トリニティ シカモア柄
畳:縁無半畳たたみ ダイケン ここち和座 清流 14灰桜色
キッチン:タカラスタンダード オフェリア+カップボード 扉カラーJCU533C
壁紙:メインAIK926 キッチン一部:RE51714


リビングの中心であるunicoのダイニングテーブルに座ると、リビングだけでなく、キッチン、玄関、階段の途中、ウッドデッキ、全てを一体として感じることができます。



アイ工務店標準仕様の床材 ダイケントリニティシカモア柄はに合わせて
なるべく薄目の色合いで家具を選びました。
広く ”見える” 工夫
- リビングドアなし。垂れ壁もなく、リビングと玄関の天井面、床面はつながっている
- キッチンとリビングの間も、垂れ壁なし。吊戸棚もつけなかったので解放感あり。空間がつながっているように感じる
- キッチンと玄関の壁に室内窓を。窓があるだけで、先があることが認識できて、広がり感を感じる
- 階段の一部をひな壇にしたことで、階段の途中までリビングであるかのうように錯覚。椅子替わりに座ったり、居場所としてもフル活用
- ウッドデッキを床面と合わせて、畳数以上の広がり感



つながっているように見えることで
実際の広さ以上に、気持ちがのびやかになる。不思議です。
窓から見える景色にこだわったLDKの窓
目指したのは、カーテンを開けられる暮らしです。


高低差のある造成地の我が家。南側の隣家は、擁壁の下に建っています。南側に面したリビングの窓からは、隣家の2階の窓と屋根部分が見えるだけ。この状態でも十分プライバシー性た保たれるのですが、「隣家の窓が見えるとカーテンは開けられない!」ということで、地面レベルから180cmの高さまでのフェンス設置をお願いしました。
そうしたら、ちょうど隣家の窓は隠れて、カーテンを開けても問題ない感じに。



外構工事が終わって、植栽が入るのが楽しみでしかたありません!


東側の高窓からは、隣の敷地の桜を借景しています。高さは50cmほどの横長の窓ですが、床面から230cmの位置につけたので桜と空しか見えないピクチャーウィンドウに。今でも十分に癒しの風景ですが、桜の季節が本当に楽しみです。



アイ工務店の大工さんが頑張ってくれて、南面の大きな窓にはカーテンボックスを天井に設置。
天井からカーテンをつけただけで、窓が大きくなったように錯覚しませんか?
子供が走り回れるスペース
マンション住まいだったころは、下の階の人に気を遣ってあまりバタバタしないよう子供に注意する日々。今は、小学校1年生の息子が、リビングを走り回ることのできる空間もあります。注意もしなくてよくなって、本当に気が楽に。
ソファー、ダイニングテーブル、畳、ひな壇上の階段など 色々なところに居場所ができ、のんびりもできるし活動的にも過ごせる感じになりました。


テレビは置かず、壁面にテレビやゲームを投影できるプロジェクター「ポップインアラジン2」で壁にTVや動画配信サービス、ゲームなどを投影して楽しんでいます。





アイ工務店は、耐震等級3が標準仕様。リビングに抜けない柱が一本。カーテン横の壁が二重壁になっています。
景色を楽しめる壁付けキッチン
キッチンにも、桜を眺められる窓をつけました。ふとした瞬間に目に入る緑に本当に癒されます。壁付けキッチンですが、リビングとの間は腰壁で仕切っているだけなので一体感があります。子供と会話しながら作業も可能。でも、壁付けなので適度に集中もできて気に入っています。









アイ工務店のキッチンは、タカラスタンダード「オフェリア」/クリナップ「スティデア」/リクシル「リシェルSI」から選択可能でした。
タカラスタンダードを選んだのは、扉色に一目ぼれしたことに加え、オプションを追加していった時の金額感で決めました。
キッチン選びの経緯はこちらの記事で書いたよ。
【アイ工務店の実例】
2階
2階は、お風呂&洗面の水回りと約4.5 畳の子供部屋2部屋、書斎&寝室約10畳が1部屋の合計3部屋です。2階トイレは設置しませんでした。
ドアのない、つながりのある個室
個室には扉なし。娘の部屋だけIKEAの吸音カーテンを扉替わりにしています。コストダウンのために行った個室の扉なしですが、廊下まで繋がっている感じが結構お気に入りです。


コンパクトでこもり感のある子供部屋
一番狭い部屋は、4.5畳の子供部屋です。勾配天井になっているしどうなるかな?とできあがるまで心配でした。でも、こもり感のあるいい部屋になったと思っています。
一番の理由は、窓から見える空と桜。もうこれだけで癒しの空間に早変わり。息子に個室として提供するまで、日中はここが私の仕事部屋です。


階段の廊下部分、普通なら腰壁になる部分に、木製手すりをつけました。吹き抜けのない家ですが、できるだけ上下階をつなげたい。空気を循環させたいと考えてお願いしました。



空気循環ができているか?は正直まだわかりません。
先が見えることで、広く感じる効果は確実にあり!


以上、アイ工務店で建てた26坪の我が家の実例のご紹介でした。
【アイ工務店の実例】
こだわりポイント(おさらい)
- ほぼワンルームの広く “見える” LDK
- 窓から見える景色にこだわったLDKの窓
- カーテンの開けられる暮らし
- 子供が走り回れるスペース
- 景色を楽しめる壁付けキッチン
- ドアのない、つながりのある個室
- コンパクトでこもり感のある子供部屋
この「こだわり」にたどり着くまで、膨大な量の情報収集と思考を経ています。アイ工務店の営業さん、設計さん、インテリアコーディネーターさん、大工さん、外構・お庭を担当してくれた方、本当に多くの方の力があって、実現できました。少しでも、これから家づくりする方の参考になれば幸いです。
我が家がアイ工務店に決めた経緯や、キッチン選びについての体験談も記事にしています。こちらもよかったら、読んでくださいね。



