
我が家はスーモカウンターを利用しました♪
\ 予算や希望に合わせて相談できる! /
難易度が高いハウスメーカー選び。最初は知識もないし、選択肢も多いしで、「ハウスメーカー選び迷子」になってしまう方も。
我が家も「アイ工務店」に出会うまでは紆余曲折ありました。今思えば、一番最初に検討したのが「やめた方がいいハウスメーカー」だった。
最初に「やめた方がいいハウスメーカー」に出会ったからこそ
選ぶ基準が明確になりました。
この記事では、実体験に基づいた「やめた方がいいハウスメーカー」の特徴8選と、やめた方がいいハウスメーカーを回避するためのチェックリストを紹介します。
この記事を読めば、「やめた方がいいハウスメーカー」を見抜くための基準を知り、回避するための方法も知ることができます。
やめた方がいいハウスメーカー特徴8選
やめた方がいいハウスメーカー回避事前チェックリスト
やめた方がいいハウスメーカー特徴8選、やめた方がいいハウスメーカー回避事前チェックリストをすぐに読みたい方は、テキストリンクからどうぞ。
後悔しない家づくりやハウスメーカーの選び方については、コチラの記事で解説しています。
注文住宅購入を検討していいて、一番最初に決まったのは我が家の場合、「土地」でした。
土地を販売している場合、よく見かける選択肢は2つあります。
選んだ土地は、セットで建物も購入できる物件でした。
土地を販売している会社で家を建てなければならない「建築条件」はなし。土地を販売している会社で建てることは「必須」ではない。自由度の高い選択ができる状態でした。
そのため、一番最初に検討したハウスメーカーはその土地とセットの家を建ててくれるハウスメーカーでした。
このハウスメーカーが「やめた方がいいハウスメーカー」だったんですよね。
間取り変更も可能。内部設備はよさそうなものを使っているし…価格がローコストなのも魅力でした。
でも、実際話を進めてみると「やめた方がいいハウスメーカー」の特徴8選のうち、5つも当てはまるハウスメーカーだったのです。
特にショックだったのが、耐震等級や間取り変更、建物仕様についてのやり取りでした。
耐震等級3を取得はできますか?
耐震等級2までなら可能です。
間取り変更は可能ですか?
可能ですが、お客様の希望の間取りにしたために変な場所に柱を設置しなければならない事例もありましたよ。
家づくりで使用する部材について、資料をください
メーカー資料のプリント資料をもらいました。各部材をインターネットで調べてみるものの、質が高いものとは思えなない。
内部設備はいいものが入っているが、土台や断熱の部分はコストを抑えて作るハウスメーカーなんだな…
このやり取りを通じて分かったのは、間取り変更可能と記載はあるものの、なるべく間取り変更も、仕様変更もしたくない。パンフレット記載そのままの仕様で建てて欲しいんだな…。ということでした。
担当の営業マンは、土地取得に関してちゃんと対応してくれる方でした。でも、家づくりを一緒にしたいという「熱意」はなかった。
その時はわかりませんでしたが、後から考えると…「間取り変更可能な、建売住宅」のカテゴリにあたる家でした。
このメーカーさん、2025年現在の仕様を確認すると「耐震等級3」「断熱等級5」の記載もあります。2021年時点では過渡期だったのかもしれません。ただ、自由設計ではないので間取り変更などを行った場合に「耐震等級」を取ることができないなどのデメリットも発生しかねない。
完全自由設計の家を求めている場合は「やめた方がいいハウスメーカー」なのかなと思います。
やめた方がいいハウスメーカーに最初に出会ったからこそ、自分たちの家づくりに求める基準が明確になりました。
では、ここからは家づくりリサーチの経験や、実際にアイ工務店との家づくりの中で見えてきた「やめた方がいいハウスメーカーの特徴8選」について、詳細を解説していきます。
やめた方がいいハウスメーカー特徴8選
「断熱」も「気密」も家づくりをスタートするまでは全く聞いたことがない単語でしたが、ここは、家づくりのキホンです。
この基準を設定していないハウスメーカーは、「やめた方がいいハウスメーカー」になると思います。
断熱とは、熱を伝わりにくくして、室内の温度を一定に保つこと。一般的な木造建築で注文住宅を建てる場合、どんなに安いハウスメーカーでも断熱材を使用しているはずです。断熱材の質がよくないものを使っていると、外の気温がダイレクトに室内に反映するので、夏暑く、冬寒い家になります。
築何十年と経過した実家に行った時に、寒かったり暑かったりを感じやすいのは「断熱」が適切に行われていないからだね。
気密とは、外気と室内の空気が行き来しないよう、家の隙間をうめていくことです。隙間がなければないほど、室内の空気は密閉されるので、室内の空気の温度を保ちやすくなります。
「断熱」も「気密」も家で快適に過ごすためには、とても大事な基準です。しかも、一度家を建ててしまったらやり直すのは難しい場所。
国が設定している「長期優良住宅」という新築住宅に関する認定制度では、「断熱」「気密」について必要な基準数値というのが定められています。この基準を満たすことができる=長期優良住宅 を希望できるかどうかは、ハウスメーカー選びの時にチェックするといいと思います。
2022年10月。長期優良住宅の認定基準改正があり、「断熱」「気密」の基準は断熱等性能等級5が基準となりました。これは、気密の数値では「UA値は0.5 前後」となります。
「長期優良住宅」を選択できるかどうかを、チェック!
地震が多い日本に住んでいる限り「耐震」はとっても重要ですよね。
耐震にも国が定める基準があります。
2022年10月に改正された長期優良住宅の認定基準では「耐震」は下記の通りになっています。
耐震等級(転倒等防止)等級2または等級3
↓
耐震等級(転倒等防止)等級3
等級2 でも 等級3 でもいいよ~という基準から、
長期優良住宅では「等級3」が必須になったんだね。
地震に強い家がいいのは、誰もが同じだと思うけれど…コストが上がってしまう心配もありますね。でも、耐震等級を明示していない、または耐震等級●程度とぼやかしているハウスメーカーよりも、ちゃんと「耐震等級3」取得できます!と言ってくれるハウスメーカーさんの方が安心です。
もう一つ大事なのは、ちゃんと「構造計算」してもらえるかどうか。耐震等級2や、耐震等級3は、構造計算が必須になり、建築確認申請の際に提出も求められます。自由度の高い間取りを希望する方こそ、構造計算の必要な耐震基準は大事じゃないかな?と思うよ。
耐震基準を明確にしていて、構造計算もしてくれるか確認してみましょう。
家って、マンションと違って自分自身でのメンテナンスが必須です。
家を建ててくれるハウスメーカーがどこまで「保証」してくれるのか確認するのがおススメです。
新築住宅を供給する事業者には、住宅の引き渡しから10年間の瑕疵保証責任が義務付けられています。ハウスメーカーのパンフレットなどを見ると、保証について記載がありますが、10年以上ついているものは各メーカーの努力や自信の表れだと思います。
どこまで、保証があれば十分なんだろう?
長期保証であれば安心な気はするけれど…その分家づくりのコストに跳ね返ってきている部分もあるし。いい塩梅のハウスメーカーを見つけたいというのが本音だよね。
参考までに、我が家が建てたアイ工務店の保証・アフターサービス内容をまとめたブログをご紹介します。我が家は、これで十分!と考えています。参考にどうぞ。
我が家が一番最初に検討した「やめた方がいいハウスメーカー」さんに、施工する部材について質問したところ…もらえたのはメーカーさんの資料のみ。資料に関する解説はありませんでした。
資料を見て、地道に自分で検索して調べた!
施工する部材について、自信を持っている。こだわりを持っている場合は喜んで説明してくれるはずだから。質問してもあんまり反応がよくない場合は、ちょっと疑いの目を持ってみてみるのもいいと思います。
ハウスメーカーによって、標準となる設備や仕様は決まっていることがほとんどです。
既に採用したい仕様やメーカーが決まっている場合は、そのメーカーを取り扱ってくれるハウスメーカーにお願いするのがスムーズですね。
家づくりで、大きな選択となる設備仕様は下記のようなものがあります。
これらの要素で、お目当てのメーカーがある場合、取り付け可能かまず確認してみましょう。標準仕様でないからといって取り付けがNGとも限りませんが、取り付けできないメーカーもありますから注意が必要です。
標準仕様から選ばないと、プラスのオプション費用がよけいにかかることにもなるので慎重に判断が必要だね。
いくつかハウスメーカーを検討する中で、他社の悪口を言う営業マンにも出会いました。性能のいい家を建てているメーカーだったのでとっても残念でした💦
他社の悪口。たとえそれが事実だったとしても気分がいいものではありません。他社を悪く見せることで、自社を優位に見せようとする手法であり、ある程度効果があるのかもしれませんが…。自社商品に自信がないのかな?と勘ぐってしまいますよね。
その悪口が正しい可能性もあるので、情報として受け取って正誤判断は行いつつ、実際に悪口を言ったハウスメーカーさんとは距離を取るようにしました。
性能のいいハウスメーカーさんでもあったのでちょっと残念でした。どうしてもそのハウスメーカーさんがよければ担当者を変えてもらうなどの対策で改善する可能性もありますが、出会いが悪いとちょっと難しいですよね・・・。
施主である、私たちの考えを否定してくる営業マンの方もいらっしゃいました。もちろん未熟な私たちではあるのですが、イヤな気持ちになります。
家づくりは、長期間伴走する契約。一つ一つの決断に多くの金額や今後の生活の質が関わってきますので、気持ちよく人間関係を築ける方かどうかということも大事だと思います。
営業さんに熱意がない場合、かなり「やめた方がいいハウスメーカー」になると思います。相性が悪いと感じる場合も同様ですね。
家づくりは、思った以上に営業さんとのやり取りが多いモノゴトです。アイ工務店で建てた我が家もそうでした。他のメーカーさんでは途中から設計士さんなど登場するとは思うのですが、やっぱり営業さんの熱意や相性が合うかどうかはとっても大事だと思います!
我が家がアイ工務店で契約を決めた、決めての一つが営業さんの熱意でした。
この方と「家づくりを一緒にしたい」と思ったんですよね。
熱意の表現の仕方は、営業さんによって様々。熱血である必要はないのですが、家づくりについてしっかりコミットしていただける方なのか見極める必要はあると思います。
長く密にやり取りを交わすことになるので、スムーズなコミュニケーションのためにも、いい家づくりのためにも「相性」もかなり大事になります。
この写真はちょっとやりすぎ感ありますが…
展示場の仕様が「高グレード」または「グレードが低すぎる」と感じる場合、自分に合っていないので「やめた方がいいハウスメーカー」になりますね。
自分たちの予算や希望の設備にあっているハウスメーカーなのかどうかは、パンフレットやホームページを見るだけではわかりません。
我が家は、スーモカウンターでいくつかハウスメーカーを紹介してもらって展示場で打合せを行いました。希望予算を伝えて紹介してもらいましたが、ちょっとだけ予算を超えているハウスメーカーも紹介してもらったんですよね。展示場で扱っている設備の仕様などを拝見して、やっぱり我が家には「グレードが高すぎる」と感じで、打合せを進めることはありませんでした。
実際、展示場に行って営業さんとお話したからこそ、このメーカーとは合っていないんだなと確認ができました。
実際、リアルに展示場に行って「やめた方がいいハウスメーカー」なのか、そうでないのか実体験で判断していくということも大事だと思います。
我が家が利用した「家づくり相談窓口」はスーモカウンターでした。
分からないことが多くてもとりあえず相談することができ、家づくりの主導権は自分が握ることができる。知識もつけられて、家づくりが具体的に進んでいくきっかけになります。
「やめた方がいいハウスメーカー」について、回避するための事前チェックリストを作ってみました。是非活用してください。
やめた方がいいハウスメーカー回避事前チェックリスト
財務状況を調べるのは、ハウスメーカーが倒産しないか、業績が安定しているか調べるためです。
家を建てるのは、そもそも長期プロジェクト。契約後に倒産して工事が止まってしまったらこわいですね。家が建った後でも倒産してしまったら、保証についていくら調べても意味ないですし…。安定して業務を続けているハウスメーカーか確認するのは大事です。そんなに手間はかからないので、調べてみるのがおススメです。
Google検索で調べるのが一番簡単かな?
「ハウスメーカー名+経営状況」と検索窓に入れて調べて、最近の日付のものを確認しましょう
我が家が利用したスーモカウンターには、ハウスメーカーが建築中に倒産してしまった時のための保証が無料でついていました。コレ目的でスーモカウンターに相談したわけではないけれど…とっても嬉しいサービスでした。
スーモカウンター公式ページより
スーモカウンターを通じて建築会社と契約した場合で
建築会社が万が一倒産してしまったら、工事費などの損害を保証してくれるサービスです。
こわいんだけど、やっぱり確認しちゃう。
SNSでの住宅トラブル…
検索結果の内容に、心底震えますが、現実を直視するしかない…。
家づくりって、本当に複雑なプロジェクト。1社のハウスメーカーにお願いしても、複数社関わることに絶対なる。スケジュールとか、現場管理とか本当に大変そう。とにかく難易度が高い!超高級ハウスメーカーはマルっとお願いして、トラブルもなく大丈夫なのかも?しれないけれど、ローコスト系ハウスメーカーを選ぶなら、自分たちである程度チェックする心構えは必要かな…と思います。
ちなみに、我が家が建てた「アイ工務店」もSNS上でのトラブルではかなり有名💦それでも、契約したのは営業さんの熱意があったから。
個人的な思いを書いた記事もあるので、よかったらどうぞ。
断熱・気密・耐震等級
まずは、この3点をチェック!
家づくり、どこにお金をかけるか?は、人それぞれ価値観があると思います。でも、セオリーっていうのはあると思っていて。それは、後でやり直しがきかない部分には絶対にお金をかけること。断熱・気密・耐震の3点は後からやり直しは難しい点であり、住宅の性能・快適性に影響が大きい部分です。
2022年10月。長期優良住宅の認定基準改正があり、「断熱」「気密」の基準は断熱等性能等級5が基準となりました。これは、気密の数値では「UA値は0.5 前後」となります。
2022年10月に改正された長期優良住宅の認定基準では「耐震」は下記の通りになっています。
耐震等級(転倒等防止)等級2または等級3
↓
耐震等級(転倒等防止)等級3
いいハウスメーカーであれば、ここはこだわりポイントのはず。
聞けば喜んで教えてくれると思うので、積極的に聞いてみましょう。
希望する設備や仕様があらかじめある方は、確認必須です。
ハウスメーカーによっては、施主支給であってもお断りされるケースなども見かけます。希望の設備や仕様が決まっている場合は、契約前に必ず確認してみましょう。Instagramで素敵なお家の仕様をみてマネしたくなることもあるとは思いますが、普段やりなれない施工だと出来が悪くなるケースも考えられます。
もう、決まっている仕様であれば
得意なハウスメーカーさんにお願いした方がトラブルも未然に防げていいと思います!
家の中身だけでなく、保証やアフターサービスも忘れずにチェックしましょう。
参考までに、我が家が建てたアイ工務店の保証・アフターサービスについて簡単に紹介します。
詳しくは、記事にもまとめました。
「値下げ」や「キャンペーン」をやっているからという理由だけで、そのハウスメーカーを”やめた方がいい”とは思いません。
急かされて適切な判断ができないなら、その時の契約は「やめた方がいい」というだけのこと。「値下げ」や「キャンペーン」は適切に使えば、費用を大幅に下げることができるので適切に利用するのがいいと思います。
もちろん、工事現場はキレイに管理されている方が気持ちがいいですよね。でも、SNSで見かけた現場、たまたま近くにあった現場を見て汚かったからといって、そのメーカーをやめるべきか?というと…。そんなことないと思います。
同じハウスメーカーであっても、工事担当者は全く別であるパターンがほとんど。まずは、営業さんが信頼できる方か見極めて、その営業さんが手配してくださる工事関係者の方を信頼する。その上で、工事中に現場に行ってコミュニケーションをとるなど、後からできることがあると思います。
ハウスメーカーの選び方。
自分自身に知識をつけて
地道に「具体的な」経験を積む
遠回りなようで、コレしかないかなと思います。
詳しくは、こちらの記事で解説しています。
本記事では、「やめた方がいいハウスメーカー」を見抜くための基準を知り、回避するための方法をお伝えしてきました。少しでもお役に立てたら嬉しいです。
やめた方がいいハウスメーカー特徴8選
やめた方がいいハウスメーカー回避事前チェックリスト
「家づくり」終わってみて思うのは、本当に自分自身に知識をつけていくのが大事!ということ。
知識がないと選べない、そして選ぶことがいっぱいの家づくり!
「こうしたら楽だよ」
「これがお得だよ」
そんな情報があふれる家づくり界隈だからこそ
知識ゼロから家づくりをするなら
地道に自分自身に知識をつけていくのが
結局一番の近道なのでは?と思います。
家づくりは、一生でもなかなかない機会。楽しんでいきましょー!
我が家は、スーモカウンターで色々なハウスメーカーを紹介してもらって、知識をつけていきました。
「具体的」な情報収集をしていくには、スーモカウンターなどの「家づくり相談窓口」使うのが効率的です。
厳選したハウスメーカーの中から、予算や希望に合ったハウスメーカーを紹介してくれます。
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